FC2ブログ
Best Ed Northland Ltd
ニュージーランドのノースランドを中心に活動している留学サポートセンターのブログです。
    banner.jpg
オフィシャルサイト



プロフィール

たら

Author:たら
ニュージーランドに住んで15年。福島県
双葉郡富岡町出身。県立双葉高等学校
から獨協大学外国語学部英語学科を卒
業。二児の母。ノースランドで五年間の
教員経験を経て、日本からの留学やワ
ーホリ、その他の旅行者をサポートする
会社『Best Ed Northland』を設立。
通訳、日英翻訳、経理などいろいろなこ
とをしております。



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブログ内検索



リンク

このブログをリンクに追加する



RSSとカウンター

    



ブログランキング

banner.gif



フリーエリア



スポンサーズ リンク



お役立ちリンク

newzealand.com
Visit the Official Site of Destination New Zealand
NZ政府観光局提供の観光案内



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ニュージーランドの医療事情2:ACC
ACCとはAccident Compensation Corporationという政府の機関で、国内で起きた事故に対して治療費などを負担してくれる事故補償制度である。交通事故などの場合には外国人にも適用される。

私は去年から今年にかけてACCのお世話になった。教員を辞め、チョコレート職人になった途端に両手指が痛くて手が広げられなくなった。業務用のスパチュラなどはとても大きくて、私のアジア人の小さな手には負担が大きかったようだ。でも、チョコレート工場での時給は教員時代の約半分なので倍の時間数働かないと同じ額の給料がもらえなかったし、慣れれば何とかなると思って我慢して働き続けたが、4ヶ月ほどしてどうしても我慢できなくなってGPに行った。ACCにはその時点で手続きをした。

でも、中年の女性はホルモンの関係でリウマチや腱鞘炎になることが多いとかで、なかなか承認されなかった。だれが見ても、どう考えても仕事が原因でなったとしか思われないのに、それから半年ぐらい、毎月のようにオークランドやファンガレイに検査に送られた。専門医に診てもらい、フィジオセラピーも受けたし手首へのコルチゾン注射もした。こういう「治療にかかる費用」は交通費も含めてACCへの申請が承認されるかどうかの結果が出るまではACCが負担してくれるが、手首が痛いのに運転してそこまで行かなければならないのは辛い。

それに加え、承認されれば収入の8割が出るのだが、私の場合、病名の診断が完全につかなかったので半年は何ももらえず、経済的にキツかった。(未だに病名は確定していない。)この国は福祉国家だから、アキレス腱を切って働けなくなったシングルマザーの友人は、即座に政府から失業手当などが入り、新しい家も手に入れたし、今は政府の補助を受けて再就職に向けてポリテクで勉強している。結婚しているがために夫が必死で一人で稼がなきゃならなかった我が家とはエラい違いだ。手術の可能性もあったが、病院での順番を待つのが嫌で実費で手術してもらい、その後に承認されてもその費用は返してもらえないと言われ、痛みに耐えるしかなかった。

同じ工場からACCの申請をしたのは私が3人目で、しかもみな数ヶ月間隔だったので怪しまれた。なぜ私たちを怪しんで、工場主に改善策を求めないのか分からなかったが、ACCは、アメリカのように雇用主が裁判で訴えられたりしないようにできた制度だとも教わった。

承認されてから、リカバリープランが立てられ、職業斡旋所で面接を受けたりしたが、結局自分で今の仕事を見つけ、先月でACCからの手当て支給はなくなった。政府の機関だからか、お金を取るのはビッタリ取るくせに払い戻しとなるとなかなかしてくれないもんだ。

今もまだ手首の痛みはあるが、手術をするほどひどくないということで、またひどくなるまではこのままのようだ。

でも、ACCのドクターに診てもらった時に握力の検査があって、右32Kg、左36Kgだった。その後、報告書が届き、「平均40Kg」とあったので「やっぱり握力も落ちたんだ~」と思ったのだが、すぐ横に「男性の」と書いてあることに気付いた。女性の平均は20Kgらしい。げっ!こんな状態になった今でも男性の平均の方に近いの。これまで「手首が痛いから多分握力も落ちてるし」とか言って夫を納得させていたのに。大ウソツキになってしまった。
スポンサーサイト



テーマ:ニュージーランド - ジャンル:海外情報 [PR] 台湾ワーホリ・留学サポート

NZの医療事情1:病気になったら?
ニュージーランドで病気になったらまずGPと呼ばれる一般医に行く。半年以上同じ学校又は同じ地域に住む予定なら、近くのGPに登録しておこう。診察料はGPによって異なるが、$35~$40。登録していないGPに診てもらう場合や夜間および週末はそれより$5~$10高くなる。永住者で年収が規定以下ならコミュニティーサービスカードを発行してもらえ、診察料が割り引きになる。6歳未満は無料。GPは外国人も診察料は同じなので、GPまでカバーされる保険に入る必要はないかも。

専門医に診てもらう必要があるとGPが判断したらその専門医に紹介状が送られる。それから予約確認の電話や文書が来るが、何事ものんびりした国なので1ヶ月以内に専門医に診てもらえればラッキー。ホスピタルでの検査とかだと1年待ちもある。永住者であればホスピタルは無料だが、他の専門医はACCでカバーされている場合以外は実費。

私は5年ほど前に子宮内膜症で緊急手術を受けている。ある日突然お腹が痛くなってGPに診てもらったら「腸炎ビブリオ」だと言われた。その前の日に食べた鯛があたったんだろうって。数日後、お尻の真ん中の骨が痛くて我慢できず、また言ったら「膀胱炎」だと言われた。2週目になってお腹がパンパンに張り、食欲もなくなってトイレまで歩くのがやっとの状態に。そのうち高熱で幻覚症状も出て、一晩しゃっくりが止まらなくて眠れず、しゃっくり止めの注射(そんな注射があること自体驚いた)を打ってもらった。その週末、あんまりにも辛くなったので夜、夫にGPに連れて行ってもらってそのままホスピタルに行くように言われた。

救急車は有料だし、今更急いで行ってもと思ったので夫が運転する車で行った。緊急治療室に通され、妊娠検査をした後、痛み止めにモルヒネが使用された。(モルヒネって癌のイメージがあって怖かったな。)妊娠反応がなかったのでレントゲンを撮り、「便秘ですね~」って言われた。翌日、超音波をやって「腎臓が腫れてますね」。いい加減、だれか私のお腹が何でふくれているのか教えてくれ~と思った頃、「原因究明のために手術をします」で急遽、外科医が手術の説明をしに来た。すぐに承諾書に署名をし、その日の午後には手術になった。

けど、麻酔をする直前に「あなたは本当に手術しなきゃいけないの?」と聞かれたけど、そんなこと私が知るか!終わったらへそのラインと帝王切開の跡に沿って、それぞれバンソウコウが貼ってあった。その後、数時間したら「退院して結構です」って追い出された!(その後、中で化膿したりして2ヶ月ぐらいはひどかったけど、1日2時間ぐらい、ヘルパーが来てくれて掃除してくれた。これも緊急手術同様無料だった。)

ニュージーランドの病院は設備も整っていて優秀な医者もたくさんいるけど、政府に予算がないから緊急以外の手術は順番待ちだ。老人に多いひざの皿交換の手術などは半年待ちは当たり前で、その間に痛みを堪えながら歩いてもう一方のひざまで悪くしてしまうこともある。医療保険に入るお金がある人はすぐに手術をしてもらえるが、執刀する医者は保険の場合もホスピタルで無料で受ける場合も同じなんだから。





テーマ:ニュージーランド - ジャンル:海外情報 [PR] 台湾ワーホリ・留学サポート